ピーマンに「白絹病」が出ました・・
今年も三和農園のピーマン栽培に白絹病が発生しました・・・。
昨年、初めてこの病気が出現し、ピーマンを全滅させてしまいましたが、今年はさらに早いタイミングで病気が発生しました。
白絹病の症状は、特定の部分に白いポチポチ的なものが出現し、放置しておくと死枯してしまいします。これは白絹病と呼ばれる病原菌の感染を示しています。現在は1株のみに症状が見られました。
感染の原因は、最近の雨量が非常に多く、畑が常に湿った状況になりました。しかも、雨上がりには非常に高温が続いたことで、病気の繁殖に適した環境が整いました。
しかし、今回の発見は段階的であり、しっかりとした初期対策で回復の可能性はあります。
対策としては、通常は土壌の酸性度を上げることが推奨されますが、ピーマンの栽培には中性から酸性の土壌が必要です。そのため、科学的な手段として農薬を使用することを選択しました。
使用する農薬は「リゾレックス」で、白絹病とピーマンの苗立ちの両方に効果があります。
今年は140株のピーマンが栽培されているため、準備した液体は140Lです。噴霧器を使用し、株ごとに1リットル株元灌注することで効果が期待されます。
まだ病気の症状が全体に問題があるわけではありませんが、他の部分にも感染している可能性があるため、迅速な対応が求められます。