三和農園は静岡県焼津市で、野菜の通信販売(通販)をしています。駿河湾の海風と太陽を浴びた朝採り野菜の販売、ご予約を受け付けています。

090-7994-0140

8:00~18:00

ミニトマトをたくさん収穫するポイント

ミニトマト栽培のポイントは以下の通り!

  1. 不要な葉っぱの取り除き
  2. 適切な水やり
  3. 脇芽の管理

1. 不要な葉っぱの取り除き

ミニトマトの健康な成長と豊かな収穫を実現するために、不要な葉っぱを取り除くことは重要です。特に実がついている房の上下2枚の葉っぱは、その房に直接栄養を供給します。このため、これらの葉っぱは必要ですが、それ以外の葉っぱは栄養供給に役立っていないことが多いです。例えば、下部の古い葉っぱは光合成能力が低下しているため、栄養を効率的に供給できません。したがって、これらの葉っぱは取り除くべきです。

取り除くタイミングは、実が房全体の半分程度赤くなった時が目安です。この時点で下の葉っぱを1枚取り除きます。これを繰り返すことで、最終的に下部の葉っぱは全て取り除かれ、茎だけが残ります。こうすることで、上部の葉っぱが新鮮な栄養を供給し続け、実の成長を促進します。

葉っぱを取り除く際には、剪定バサミなどを使って丁寧に行います。不要な葉っぱが残ると病気の原因にもなるため、健康な成長を維持するためにも重要な作業です。また、葉っぱを取り除くことで風通しが良くなり、病気の予防にもつながります。

2. 適切な水やり

ミニトマトの甘さや美味しさを左右する重要な要素の一つが水やりです。特に夏の暑い季節や梅雨の時期には、水やりの管理が非常に重要になります。過剰な水やりは、トマトの実が割れる原因となります。これは、トマトが一度に大量の水を吸収し、内部の圧力が高まるためです。

適切な水やりの方法としては、土が乾いたらしっかりと水を与えることが基本です。しかし、土が常に湿っている状態は避けるべきです。乾燥と湿り気のバランスを保つことで、根が健康に育ち、トマトの実も美味しく成長します。

また、梅雨の時期には自然と土が湿りやすくなります。この時期は特に水やりを控えめにし、土の湿り具合を確認しながら調整します。トマトの実が割れないように、適度な水分管理を行うことが大切です。

3. 脇芽の管理

脇芽の管理は、ミニトマトの栽培で非常に重要な作業の一つです。脇芽は主茎の葉の付け根から出てくる小さな芽で、放置すると主茎よりも成長が早くなり、栄養が分散してしまいます。その結果、実の成長が遅れたり、全体的な収穫量が減少することがあります。

脇芽を適切に取り除くことで、主茎に栄養が集中し、健康な成長が促進されます。脇芽を取り除くタイミングは、芽が小さいうちが最適です。大きくなりすぎると、取り除く際に植物に負担がかかり、傷が残りやすくなります。

脇芽の取り方は簡単です。手で簡単に折ることができる場合もありますが、剪定バサミを使って丁寧に取り除くことをお勧めします。特に大きくなった脇芽を取り除く際には、切り口が大きくなるため、消毒液を使って切り口を保護することも考慮します。

脇芽を定期的に取り除くことで、トマトの実の品質が向上し、健康な株を維持することができます。脇芽を管理する習慣を身につけることで、家庭菜園のトマト栽培をより成功に導くことができるでしょう。


以上がミニトマト栽培の要点です。不要な葉っぱの取り除き、適切な水やり、脇芽の管理をしっかりと行うことで、美味しいミニトマトを育てることができます。これらのポイントを押さえながら、家庭菜園を楽しんでください。

Top